2018/08/14

レビュー:Curious George Takes a Job



Curious George Takes a Job
著:H. A. Rey, Margret Rey
お気に入り度★★★★★
読みやすさ★★★★★


日本でも有名、ひとまねこざるシリーズの一冊です。

「ひとまねこざる」シリーズは、その後作者が別の「おさるのジョージ」というシリーズに発展し、今でもアニメが放送されている人気のシリーズですね。
とはいってもやはり初期のH. A. Reyのシリーズがやはり一番魅力的だと思っています。

翻訳本の方もおもしろくて、名前などの外来語は平仮名太字で表現されています。「じょーじ」などですね。

さて、この本。
日本では最初の本ですが、原書では2冊目になるようです。
なので、the man with the yellow hat(きいろいぼうしのおじさん)が友だちと言うことになっていますが、なぜ友だちなのか、そもそもジョージがなぜそこにいるのかという説明はありません。

まぁ有名なお話なので、ここから読んでも楽しめますが、一応、その辺の話は「Curious George(邦題:ひとまねこざるときいろいぼうし)」を先に読むと分かります。

絵本としては1300語超と、結構読み応えがあります。
シーンも多く展開します。
簡単な英語でリズムもよく楽しく読めると思いますが、ちょっとでも難しく感じたら、日本語版と比べながら読んでみるのも良いと思います。

YLは短いので1.5程度、Lexileだと540となっています。