2018/05/24

レビュー:A Bear Called Paddington (Paddington Bear) / Michael Bond



A Bear Called Paddington (Paddington Bear)
著:Michael Bond
お気に入り度:★★★★☆,
読みやすさ:★★★☆☆

だれもが知るパディントンシリーズの1作目です。
Kindle版がなんと200円だったので購入。

ペルーからロンドンにやってきたクマは、ブラウン一家と出会い、出会った場所からパディントンという名前で呼ばれ、一緒に暮らし始めます。
もちろんいろいろ分かってないことばかりなので、どこでもトラブルを起こしてしまいますね。
こういう展開はおさるのジョージなどでも定番ですけど、こちらは文章が長く掘り下げてあって絵本とは違った楽しみがあります。
作者があとがきで述べていますが、子ども向けを意識して簡単にしようとはせず、普通に書いたのが良かった、そうです。
文章がこどもだましになっておらず、大人でも楽しめます。

シーンが区切られていて話が章ごとにひと段落しますので、読みやすいです。
ちょっと時代が古い感じなのだけがネックかな。
でも、パディントンは映画とか絵本でもなじみがある方も多いでしょうから、そういう人には取っつきやすいはず。

Lexileレベルは750とのこと。
語数は約2万3千語程です。
洋書に少し慣れてきたらぜひ。