2019/02/26

レビュー:The Mark of Athena



The Mark of Athena (Heroes of Olympus Book 3)
著:Rick Riordan
読みやすさ:★★★☆☆
お気に入り度:★★★★☆

Heroes of Olympusシリーズ、全5冊中の3冊目ということで、折り返し地点になります。
タイトルからもわかる通り、今回はぼくらのアイドル(笑)Annabethがフィーチャーされてますので、読む方も気合いが入るってものです。

1巻目で新しいリーダーのJason、2巻目でいよいよ登場したPercy、そしてこの3巻目では預言の7人がそろうことになりますね。
これは今までにないパターンで、このシリーズ、7人がいっぺんに動くということはなかったんですよね。
今までで一番多かったのは、Zoeが出てきたときの5人じゃないかな。

そんなこともあって、いろいろな場面・ストーリーが並行して進みちょっと読みづらいというか、途中で置いていかれがちかも知れないので読みやすさは★3つにしてみました。
でも、ここまで読んできた人ならすでに大ファンでしょうから、問題ないかな。

とくにほら、1巻・2巻はほとんどAnnabethが出てこないじゃないですか。
やっぱり彼女がいないとストーリーが締まらないですよね。

不満点は、後から登場したデミゴッドたちのほうがなんか強そうってこと。
少年漫画でも良くあるパターンだけど、だんだんインフレしてきちゃう感じでしょうか。

最初のシリーズはPercyだけ異常に強かったですよね。
それがアキレスの呪いがとけてしまって若干弱くなったものの、水を操る能力は健在なので、まぁ強い。
Jasonは雷使える上に飛べるからThaliaより強そうだし、変身、手から火が出る、チャームスピーク、地面を操るとかみんな特殊能力があるのに、Annabethだけないんだけど。。。
でも一番頼りになるのはAnnabethだよねっ!

Lexileは690だそうですが、もうちょっと高い印象が。。。
YLは7としておきます。